小児矯正 顎顔面矯正

Maxillofacial Orthodontics

発育期だからできる正常な骨格へのアプローチ
不正咬合をなおして、健康なお口と体をつくりましょう

子供の健康までを考えた矯正治療だからメリットがたくさん!

顎顔面矯正の目的は歯並びを整えることだけではありません。

不正咬合の原因となった発育に、問題のある顎と顔面の「骨格」にアプローチをし、正常な発育を促し骨格に起因する不正咬合を治す治療法です。
また、私達の本来の鼻呼吸など正しい機能の回復を目指します。

また私達の本来の呼吸法である鼻呼吸など正しい機能の回復を目指します。
顎顔面矯正とはこの図のⅠ期治療に当たります。

Ⅰ期治療はその年齢なりの上下の顎の正しい発育がされなかった基礎の所を早めに軌道修正する矯正です。
これによって将来の大がかりな矯正や抜歯の頻度を減らします。

知って得するメリット

小児の矯正治療法の1つに「顎顔面矯正法」があります

発育期のお子さんの「顎(あご)の骨格」を広げることで大きな5つのメリットがあります

メリット1
将来永久歯を抜歯する可能性が下がります
メリット2
後戻りしにくい歯並びになります
メリット3
鼻の通りがよくなり本来の鼻呼吸がしやすくなることで不快な鼻症状の改善が期待できます
メリット4
上下のあごのバランスが整えられるので、きれいな顔が期待できます
メリット5
固定式なので短期間での拡大が可能です

メリット①・メリット②について解説

抜歯の可能性を下げ、後戻りしにくい歯並びへ

顔やあごの骨格を「適切な大きさ」へ発育できるようにお手伝いをします。
これはまだ顎骨の成長が残っているお子さんに対して、悪い歯並びの原因となっている「骨格の発育の遅れ」を軌道修正していく矯正です。
実際には殆どの症例が上あごが小さいことに原因があるので上あごの拡大から始めます。
そして上あご、下あごを本来の大きさ・位置にできれば結果として永久歯がきれいに並ぶスペースができます。

メリット③について解説

口呼吸から鼻呼吸へ

今日、口呼吸がもたらすアレルギー疾患の子が増えています。
ヒト本来の鼻呼吸をするために、発育の悪い上あごの骨格を拡大します。
それにより、鼻の通りも改善され鼻呼吸がしやすくなり、姿勢の改善にもつながります。
これから成長していく子供の健康にとって、とても大きな意味をもちます。

矯正(拡大と前方牽引)により空気の通り道がひろがった

6才4ヵ月女子 初診(2014年10月)
⇒10ヵ月後(2015年8月)
期間
矯正途中です
内容
上顎を急速拡大装置にて拡大しながら夜間フェイスマスクを使用しながらで牽引
下顎は舌側弧線装置により臼歯の整直をはかる
鼻呼吸や咀嚼訓練を併行して実施
リスク
上下顎共に歯にバンドを付けている期間はブラッシングがやりにくい
上顎に拡大装置を付けている為慣れるまでの2,3日は飲み込みづらい、話しづらいことがある
費用
35万円

メリット④について解説

バランスのとれたきれいな顔が期待できます

上あごと下あごの前後的な位置を正しく改善することで、横から見てもきれいな顔になることが期待できます。

顎顔面矯正は上あごと下あごの「発育不全の軌道修正」を考える矯正ですので、お顔も変わることができるのです。

症例

上あごと下あごの前後的なバランスを整えることできれいな横顔になれるのです

受け口の症例

初診時顔貌
初診時口腔内
術後顔貌
術後口腔内

上あごの部分が前方に出てふっくらした顔つきになりました

期間
矯正途中です
内容
上顎は急速拡大装置と前方牽引装置
下顎はユニバーサルタイプスクリュウーによる拡大
リスク
口腔内に拡大装置が入るので慣れるまでの数日は話づらい
フェイスマスクを付ける為の練習がいる
費用
40万円

出っ歯の症例

初診時顔貌
初診時口腔内
術後顔貌
術後口腔内

上あごを拡大しながら前方に牽引し、そのあと下あごを前方に誘導させるときれいな横顔になりました

期間
2年8か月
内容
上顎の急速拡大装置2つと舌側弧線装置2つ
下顎には舌側弧線装置をセットし臼歯部の整直
夜間に使用する機能的矯正装置
リスク
口腔内に拡大装置が入るので慣れるまでの数日は話づらい
機能的矯正装置を入れて噛みしめなどのトレーニングが必要
費用
40万円

適応年齢

何才から顎顔面矯正ができるの?

装置が入れられる4、5才から可能ですが、できれば乳歯と永久歯の混ざった混合歯列初期には開始していたいところです。ただし、受け口の場合はもっと早めの治療をおすすめします。
詳しくは「お父さん、お母さんに知ってほしい事」をご覧ください

矯正方法について

顎顔面矯正の方法

上あごに対して

固定式の<急速拡大装置>を用います。
固定式の矯正装置をつけ家庭で1日1回ネジを巻いてもらいます。

仕組み

ネジを巻いてもらうと、上あごのつなぎ目がひろがって、そこに新しい骨ができていきます。しかし、上あごのつなぎ目は年齢と共に固くなっていくため開きにくくなります。
詳しくは「お父さん、お母さんに知ってほしい事」をご覧下さい。

下あごに対して

小さい上あごの中に入っていた下あごの奥歯は殆どが内側に倒れています。
下あごは上あごのように広がることはないので、固定の装置でまず奥歯をしっかり起こします。

その他使用する装置

拡大装置(Fan type)
TPA
FKO

顎顔面矯正が他の矯正法と違う理由

単に歯を並べる為の矯正法ではありません

例えば、上顎を拡大して大きくすることより下顎を本来の位置に誘導できるので結果としてバランスのとれた顔貌が得られ、その結果としてきれいな歯並びがついてくるのです

また、上顎の拡大によって気道(呼吸の際の空気の通り道)も広がり、人間本来の正しい呼吸法である鼻呼吸がしやすくなったというお子さんもいます。

つまり、顎顔面矯正は発育期の子供達の「健康」というキーワードまでも視野にいれた成長のコントロールです。