

皆さんが良く知っている 「ひ(肥満防止)み(味覚発達)こ(言葉がはっきり)の(脳の発達)は(歯の病気予防)が(ガンを予防)い(胃腸の働き促進)〜ぜ(全身の体力向上)」は学校食事研究会がよく噛む効用を標語にしたものですが、最近はこれ以外にもさまざまな病気の予防に役立つことがわかってきました。
特に、噛むことによって増える唾液には、成人病などに関係する活性酸素を消去する働きや抗菌作用があります。また糖尿病のリスクを下げる事もわかってきました。
脳に与えられる情報には五感刺激の他に(触ったり、身体を動かすことによって得られる)運動刺激がありますが、この運動刺激のうち脳はなんと50%という多くの情報をアゴから受けているのです。
日本咀嚼学会の斉藤滋氏は、各時代別に食事の咀嚼回数と時間の調査を行い、現代のスパゲティ・ハンバーグ等の内容は卑弥呼(弥生時代)の6分の1にまで減ったとしています。
ところで歯にもそれぞれ前歯は噛み切る、臼歯はすりつぶすという役割があります。
現代の食生活(柔らかい加工食品、短い食事時間)を考えると歯並びに問題があるお子さんは殆んど前歯を使っていません。
奥歯だけで食べていれば、下顎は後退してしまい結果的に前歯があたかも出ているように見えます。
また、前歯を使わないので噛むという刺激は伝わらず、当然骨も未発達なので歯は並び切らず重なったり(乱ぐい歯)受け口(反対咬合)になる問題が出てきます。
今流行の小顔は現代の日本人が抱える大きな問題かもしれません。
でもお母さん・・・ いつものメニューでも使用する食材や調理の工夫で前歯を使ったり、噛む回数を増やすことができます。 さあそのヒントを挙げていきましょう。






















食事は人間の生の要(かなめ)です。
文明が進歩して人間は、咬まなくても食事できる様になりましたが、その結果として胃腸への負担も増し、生活習慣病の原因になっているとしたら皮肉です。
さあとりあえず今晩から ひと口30回を目標にしてみましょう!